KYOBI BLOG

芸術学部

第7回 KYOBI授業探訪 博物館実習

もとどうもー。もとでーす。(^_^も)

のかのかでーす。(^0^の)

もと今回は博物館実習の授業についてみていくよー。(^_^も)

のか博物館実習!(0▽0の)

もと:めっちゃ嬉しそう…。

のか:京都伝統工芸館の方でお仕事をしていた時期があったり、結構趣味で美術館、博物館めぐりをしたりしてるから結構思い入れがあるというかこの授業は大事だなー…と感じる部分が多くて。

※説明しよう!京都伝統工芸館とは烏丸御池にある二本松学院の付属施設のことである!特別展示・イベントの開催、姉妹校の京都伝統工芸大学校の学生の工芸作品を中心とした常設展示、卒業生の伝統工芸の技の実演を見学ができるコーナーなどがあるすごい施設なのだ。

もと:なるほど…で、ですね!今回は博物館実習の授業で漆器の扱い方、カメラの扱い方を学ぶよー。(^0^の)

のか:おお!

もと:早速見に行ってみようか。(^0^の)

もと:これは今漆の材料についての講義をしているところだね。そういえば、のかさんはKYOBIで漆芸も学んでたんだよね?(^^も)

のか:そだよー。漆かぶれしてた頃が懐かしいな…。(^^の)

もと:漆かぶれ…かゆそう。(@_@も)

のか:漆は螺鈿細工や蒔絵などの装飾を施されているもの、塗りだけで仕上げるシンプルな形のものがあるけど、どれも扱うときは傷をつけないように注意が必要だよ。実際作ってみるとわかるんだけど、例えば重箱の足の部分や角の部分、汁椀の縁だとか、作品の部分によっては構造上、耐久性がどうしても低くなってしまう部分が出てきてしまうんだ…。

もと:なるほど…。

のか:作品を扱うとき…作品を作るときもそうなんだけど、作品自体を構成してる材料の性質や知識を持っていると、どこが壊れやすいかとか、どう保管をするべきかが判断しやすくなるんだよ。

もと:なるほど。そういう意味でもこの講義を聴くことはとっても重要なことなんだね。

のか:そうだね。私もKYOBIでものづくりを学んでから物の扱い方や見方がずい随分変わったと思うよー。表面に傷がつかないように気を付けて置いたり、持ち上げたりするとか、漆器に日光を当ててはいけないとか…つくってみると耐久性の低い部分が見えてくるし、どういう構造になってくるかわかるし…何より一つの作品を制作して完成するまでの大変さを実感するから…。

もと:経験者は語る…。( も・_・)

のか:Yes!( の・_・)」

もと:講義を受けてからは実践編だよー。実際の漆器をつかって扱い方、保管の仕方、種類についてを学んでいくよ。

のか:なるほど。

もと:ここに並んでいるものは①天然素地の天然漆仕上げ、②天然素地の合成漆仕上げ、③合成素地の天然漆仕上げ、④合成素地の合成漆仕上げ4種類を見分ける練習をするためにあるんだ。みんな真剣に手に取って観察してるけど、どれがどれだかわかるかな?…のかさんには簡単だよねー?

のか:わ…なんか圧を感じる…(笑)(・_・;の)

もと:ふふふ…。

のか:艶の出方や、重さで見分けはつきそう…かな。

もと:おお、やっぱり経験者は違うねー。

のか:ま、まあね!やっぱり作るのを経験してると、ほんの少しの痕跡からこう作ったのかな…とかこの素材を使ってるんじゃないかな…とか推測ができたりするからそういう意味でもものの見方が変わってくるよね。あ。あと、外食しに行ったときとか素敵な器とか出てくると食べ終わってからどういうふうに作ってるのかじっくり見ちゃう変な癖ができちゃう。

もと:え、まじか…。(笑)

のか:まじだよ。(笑)

もと:でも…なるほどね…いろいろわかることが増えると楽しくなるのはわからなくはないかも。

もと:今度はカメラの扱い方だよー。

のか:カメラワーク…私も習いたかった。ポートフォリオや卒業制作の時に重要になってくるし。

もと:ね。博物館実習の授業内でカメラワークが学べるのはとってもいいね!( も^_^)

のか:カメラワークって言ってもいろいろあると思うんだけど…どんな感じのことが学べるの?

もと:カメラの仕組みや絞り、ホワイトバランスといった写真の基本的なことを学んでいくよ。基本的なことではあるけどもこの基本をしっかり押さえてとれるようになると表現、見せ方の幅が広くなるね。

のか:わあ…めっちゃ大事なやつ。(・_・の)

もと:ねえ。社会に出ると実物より写真という媒体を通して物を見せる機会のほうが多い気がする…から。

のか:ね。作品をこう撮りたい!っていうのが頭にあった時にこの基本を押さえてるとそれが再現できるから強いね。

もと:一通り授業を見てきたけど、どうだった?

のか:そうだね…博物館実習だからどちらかというと扱い方、保管の仕方だけを学ぶのかと思ってたけど、漆の性質、種類、見分け方、カメラワークといった実践が多くて驚いたかな。

もと:確かに。もう少し座学って感じのイメージが強かったかも。( も^_^)

のか:ね。でも、最初の方にも言ったように作品を構成している素材の性質や作り方を知るのは作品を扱ううえでとっても重要なことだし、カメラワークも博物館の作品を写真でとってその情報を写真という媒体で残す、保管することに役に立つだろうし、それ以外でも社会に出た時に作品を多くの人に紹介したりするのに絶対役に立つから…一見関係のないことのようにみえるけど、どこかでつながっている。とっても大事だと感じたよ。

もと:そうだねえ。授業で学んだことは必ずどこかで役に立ったり、つながってくる瞬間がある。これ大事だね。(・_・の)

のか:そうだねえ。

4年生 建築デザイン演習Ⅲ 成果発表会
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「建築デザイン演習Ⅱ」(3年生)成果作品のご紹介