のか:こんにちはのかです!(^^の)
もと:もとです!(^^も)
のか:大学も後期がはじまって 対面の機会も増えたからほんの少しにぎやかになったね…!
もと:ほんとに、ワクチンも打ったしこのまま落ち着いてくれるといいんだけど…
のか:ほんとにね…後期はKYOBI祭(京都美術工芸大学の学園祭のこと)も卒展とかもあるし…
もと:ね!いい季節にもなったし…芸術の秋到来ですよ!
のか:確かに、あと食欲の秋でもある…(==*の)
もと:あ、また食べ物につられてるんだから…(・・;も)
のか:へへへ…栗、サツマイモ、りんご、ぶどう、なし、さんま…楽しみだなあ…あ、もちろん作品も作って実りのある秋にしますとも…(なんかうまいこと言ったつもりの顔)
もと:もう…調子いいですね!(笑)さてと…今回は陶芸のネタですね…!
のか:陶芸!前は湯飲みを作っていたけど(詳しくはこちらをチェック)今回は?
もと:今回はたたら皿です。四角くて縁がついてるシンプルだけど使いやすいお皿ですね!早速見ていきましょう!
のか:いえーい
のか:窯焚き前のお皿がたくさんある…これがたたら皿か…そういえばたたら皿ってなんでそんな名前なの?
もと:粘土を板状にして、様々な作品を作ること、その作り方を総称してタタラ作りと呼びます。板状にするにはタタラ板を使って成形するのでそういう名前になっているそうですよー
のか:ははあ…なるほどね。
もと:今回の作業はこのお皿に釉薬をかけることです!
のか:おお!(00の)
もと:そしてこれらのお皿は全部生地から作ってるんだよー。土を練って土中の空気をだす菊揉み、土を平たくして四角に切って縁を付けてたたらの形にしていく成形、乾燥させて呉須(顔料)で絵付けをして、薬掛けといって透明釉をかけて、窯で焚くというプロセスを学ぶんだ。
のか:気になったんだけど、このお皿に描かれてるモチーフって…四君子?
もと:お、いいところに…!そうですよ!四君子といって4種の草木を、君子として称えたものですね。ちなみに四君子すべて言えますか?
のか:菊と竹と…梅と…なんだっけ蘭だったっけ…
もと:正解!古くからよくモチーフとして使われるものなんですよね。
のか:大学生の時に英語の先生に菊、竹、梅、蘭の頭文字をとって「き、た、む、ら、さん」っておぼえるといいって教えてもらったことがあるよ。確かに覚えやすいんだよねー。(・・*の)
もと:なるほど。便利…(^^も)
もと:作業としてはまず、釉薬がたまりやすいところに筆を指し、水を流す
のか:なるほど…
もと:次に釉薬をしっかり混ぜます。緑のバケツに入ってるのが透明釉だよ。
のか:まぜまぜ…
もと:濃度を均一にすることで表面が滑らかになるため、仕上がりもきれいになるんですよー
のか:ふむふむ
もと:のかさん、これなーんだ(^^も)
のか:ん…んー?なにこれ?ペンチ?なんか…まつげをぐいってする…ビューラーにも見えなくないような…(==;の)
もと:大きすぎません?(笑)正解は…お皿をもつハサミなんですよ…
のか:え。(00;の)んー?どうやって使うの?
もと:作品をこう挟んで釉薬につけ、1・2・3のタイミングでくぐらせてるんです。
仕上がりはなめらかで柄が見えるくらいの濃さで釉薬を付けます!
のか:なるほど…この道具はこうやってつかうのね?かなり難しそう…
もと:かなりの人がここで苦戦するらしいですよ…一発勝負ですからね…!ドキドキの瞬間です。
のか:見てるだけで手汗がやばい…
もと:(笑)
もと:最後に濡らしたスポンジで底を拭き取ったらこの作業は完成です!
のか:おお…すごい…長くて緊張する道のり…(==;の)
もと:ね…各作業の結果が積み重なって最後の完成度に影響してきますからね…(==も)
のか:また焚き上がりが楽しみね。
もと:ですね!
後日談
もと:のかさん!のかさん!
のか:どしたのもとさん?
もと:作品できましたよー
のか:おお…
もと:きれいに焚けましたよー(^^も)
のか:すてきー(^^の)