今回は工芸コースの木工・彫刻分野の実習で制作する課題の一部をご紹介します。
木工には指物、刳物、挽物など様々な技法があります。
それらの基礎を1、2年次に学び、3年次以降は様々な技法を駆使して作品制作をします。
◆『お箸、お皿、おわん』(1,2年次)
課題の目的は‥‥
「自分で作ったモノを使って食べる」
です。
◆『キャビネット』(3年次)
課題の目的は‥‥
「自分で作ったモノを使って暮らす」
です。
◆『椅子』(3年次)
課題の目的は‥‥
「自分で作ったモノに座る」
です。
① 自分で考える。
② 自分で作る。
③ 自分で使う。
これを繰り返し経験する事でデザイン力が身に付きます。
今回掲載した写真はどれも学生が初めて作った作品です。
1作目から個性が光っています。
未来の木工作家が育っています。
(講師 玉村嘉章)