工芸コースの陶芸分野ではテストピースを作って、釉薬(陶磁器の表面を覆っているガラス質の部分)を中心に、様々な実験を行っています。
テストピース作り
テストピースの石膏型を使って、一つ一つ手作業で多量のテストピースを製作します。
一度800℃で焼成した素焼きのテストピース
釉薬の調合・・・三年生は様々な色合いの釉薬を知るために、200種以上の調合をしています。
ライカイ機という機械で一度釉薬を擂(す)って・・・・
釉薬の施釉・・・何の釉薬か区別する為に、裏にナンバーを書いて一つ一つ釉薬をつけます。
窯に入れるために棚板に並べていきます。この後窯に入れて・・・
焼成🔥(1250℃で)
焼きあがりー。
最終的にボードに貼って整理して、釉薬の種類を具体的に知っていきます。
土の実験・・・一年生は現在、三種類の土を組み合わせたテストピースを作っています。
4年生は卒業制作にむけて各自実験しています。
陶芸分野における、テストピース実験の一部を紹介しました。いま実験中のテストピースの焼き上がりも楽しみです。 (工芸コース 陶芸 特任講師 守﨑正洋)