■ 土という素材は本当に自由な形状に変化をさせることができます。
古来より人類は粘土を用いて、人間や動物や器物の形を作ってきました。
この根源的な人類の欲求ともいうべく造形行為は、誰もが夢中になります。
本学の陶芸領域では「陶芸」のスタートとして、「土を用いてオブジェをつくる」という喜びの
体験を重ねる課題にとりくみます。
猫のオブジェ。これは今、彩色中です。
焼き上がりがこちら。
風合い、質感などまだ少し解決すべき課題はありますが、面白いフォルムに出来上がっています。
前回このブログでご紹介しました作品も焼きあがっていますのでご紹介。
頭の飾りには金彩が施されています。
もう一件、紹介しましょう。
これは4年生の卒業制作。
未来的な「招き猫」です。3体作って並べるとのこと。現在乾燥中。
招き猫と宇宙戦士「ガン〇〇」のような世界観を合体させたとのこと。
試行錯誤を繰り返して、フォルムがどんどん洗練されてきましたね。
彩色は、近年世界中の陶芸アーティストが使っているアメリカ製の顔料を用いて
ポップで派手な色みになる予定です。焼き上がりが楽しみです。
楽しい作品づくりですが眼差しは真剣です。
これからも、ますますユニークで個性的な作品を期待していますよ。(^^)/
陶芸領域 川尻潤