2024年9月13日(金)より、2024年度博物館実習企画展「水鏡 -宮本貞治展」を京都東山キャンパス内にある鴨川七条ギャラリーで開催します。
芸術学部特任教授の宮本貞治先生と学生たちのコラボによる展覧会、どうぞご高覧ください。
【展覧会概要】
宮本貞治は、1953年に京都市に生まれ、黒田乾吉氏に弟子入りし、独立後は滋賀県に工房を構え、琵琶湖の水の流れや波から着想を得た独自の表現方法を確立させました。
自作の鉋など、多様な道具と「拭漆」の技法を駆使した美しく風格のある木工芸品は高く評価され、2023年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
本展のタイトルである「水鏡」とは、物事をよく観察し真実を見抜き、人の模範となることです。「木」が持つ素材としての本質を見極め、木工芸品として昇華させる宮本貞治の制作に対する姿勢を作品とともにスケッチや模型、さまざまな道具を通して紹介いたします。
会場|京都美術工芸大学 鴨川七条ギャラリー
会期|2024年9月13日(金)−10月27日(日) (9月29日は閉館)
開館時間|平日10:00 – 18:00(最終入場 17:30)
土日祝 10:00 – 17:00(最終入場 16:30)入場無料