このたび、ダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」が選ぶ「2024年の新興テクノロジー・トップ10」の一つに、竹脇出学長らが紹介した建設分野の技術が選ばれました。[6月25日公表、翌26日に世界経済フォーラムのサマーダボス会議(中国・大連)で発表]
300を超える応募から選ばれ、日本人が紹介する技術がこの企画おいて選ばれるのは初めてのことです。
日本の建設界におけるデジタル技術が世界トップレベルにあることを発信したことになります。
竹脇学長らは、竹中工務店などが進めるマルチステークホルダーのためのメタバース(仮想空間)を用いた空間体験の技術やデジタルツインの技術、清水建設などが実用化したメタバースによる遠隔設計監理の技術などが急速に普及することを予測。これらの技術を「イマーシブ・テクノロジー」(仮想空間を通じて現実を体感する技術)として、カルロ・ラッティ・マサチューセッツ工科大学教授(2025年に開催される「第19回国際ベネチアビエンナーレ建築展」の総監督、2025年大阪万博フランス館共同設計者)、ランドリー・シグネ・アリゾナ州立大学教授(政治経済を専門とする世界経済フォーラムの若手リーダー)との連名で紹介しています。
関連する資料は以下のサイトからダウンロードできます。
https://jp.weforum.org/publications/top-10-emerging-technologies-2024/
※レポートの日本語訳はこちら
世界経済フォーラムInstagramより 新興テクノロジー動画