10月1日(土)に開催された「木の家設計グランプリ2022」(主催:株式会社 木の家専門店 谷口工務店)の審査会で、建築学科2年生の小森魁さんが横内敏人賞を受賞されました。
本コンテストは、日本の建築文化の素晴らしさを守り、新たな力で持続・発展させていくことの大切さを周知し、建築を通して未来の日本が豊かで幸せな暮らしを築いていくことを目的として開催されています。
「建築を志す現役学生と日本を代表する建築家が、熱くぶつかる木造住宅設計コンテスト」と謳われているように、現役で活躍される7名の建築家が一次審査から全作品に目を通して審査。通過した学生は二次の公開審査でプレゼンテーションを行い、受賞作品がその場で決定されます。
2022年の課題テーマは「母屋と離れ」。
日本の建築文化の中で、「母屋」と同じ敷地内に独立して建てられてきた「離れ」。「離れ」と「母屋」のつながりを見つめなおし、新たなライフスタイルを生み出す提案が求められました。
これに対し小森さんが出された設計案は「棚田と暮らす」。棚田地域の元からの住人と都市からの移住者がシェアハウスのようなかたちで共に暮らし、程よい距離感を保ち他人とも不便なく生活できるという母屋と離れのあり方を提案されました。
木の家設計グランプリ2022 Webサイト