美術工芸学科 特任教授の山本太郎先生が津奈木町(熊本県)の方たちと協働で取り組まれている「たろうつなぎプロジェクト」。
津奈木町で使われていた襖を用いて、同町在住の高齢者から聞き集めた思い出を元につくったオリジナルの5つの昔話の絵を描くという企画です。
このたび、このプロジェクトの成果展「たろうとニッポン画わたし話」が本年11月26日からつなぎ美術館(熊本県葦北郡津奈木町)で開催されることになりました。
本展覧会開催に京都美術工芸大学は協力し、学生有志たちが山本先生と一緒に制作に取り組みます。
共同制作の場所は二本松学院付属施設の京都伝統工芸館。
共同制作に先駆けて、山本先生が古い襖から下地を準備。
10月27日から学生たちも参加して、下絵の制作に取り掛かりました。
山本先生がラフを描かれたところに、学生たちが鉛筆で細部を描きこんでいきます。
学生のアイディアで電車が加わったり、画面は少しずつ密度が濃くなっていきます。
全体のラフを描き終えた山本先生は、いよいよ着彩に取り掛かられました。
共同制作は週2ペースでこの後も続きます。
制作の様子は本学公式SNS等で今後も随時ご紹介して参ります。
※制作現場の一般公開はしておりません。
山本太郎先生ウェブサイト→https://nipponga.jimdofree.com/