2023年3月に美術工芸学科(現 デザイン・工芸学科)デザイン領域CULTUREデザインコースを卒業した中村日捺子さん(現在は京都市内デザイン会社勤務)出展のグループ展「シルエット」が大阪の「Marco Gallery」で開催されています。
「シルエット」をテーマに、作品群が影との関係性において見せる表情に触れることで、鑑賞者が現代における影と実体との入り乱れた関係性を思案する機会となることを意図された展覧会です。
中村さんは、「2022年度卒業制作展 最優秀賞・理事長賞」を受賞された卒業制作作品《象》と新作1点を出展。石膏を用いて墨の滲みの深さまで表した立体的な書とその影がつくり出す姿は、皆さんのどのような思いを呼び起こすでしょうか。
東京藝術大学出身の彫刻家・茂木淳史さん、ドイツのデュッセルドルフ美術アカデミー出身の作家・Loren Vothさんの作品とともに、ぜひじっくりとご鑑賞ください。
【グループ展「シルエット」開催概要】
出展者|茂木淳史、中村日捺子、Loren Voth
会期|2023年10月27日(金)~11月19日(日)
開場時間|12:00~19:00
定休日|月曜日・火曜日
住所|大阪市中央区南船場4-12-25竹本ビル1F