11月4日(土)5日(日)、築70年になる全国初のRC造店舗併用住宅《堀川団地》(京都市上京区)で「建築学生と考える《堀川団地》の未来 展示&トーク」が開催されました。
9月下旬に「TOPICS」でご案内した「京都モダン建築祭」と京都美術工芸大学の連携企画です。
6棟から成る《堀川団地》のひとつ《出水団地》の会場に、建築学科3年の《堀川団地》リノベーション課題で優秀作品に選ばれた学生6名によるパネルと模型を展示。
5日(日)午後には、学生6名による発表と《堀川団地》住民や有識者を交えたトークセッションを、誰でも参加いただけるフリープログラムとして実施。
学生たちは、髙田光雄教授をはじめとする先学の研究や現地調査をもとに、《堀川団地》だけでなく周辺の西陣地域の歴史や特長もよく理解した上で、それぞれ異なる着眼点から再活性化につながる多彩な提案を発表しました。
地域の方を中心に20名ほどの参加者があり、生川慶一郎教授の司会進行のもと活発な意見交換がなされ、《堀川団地》の未来について考える貴重な機会となり、また学生たちにとっては学び多い経験となりました。
今回の意見交換をもとに一部ブラッシュアップして、11月11日(土)12日(日)には京都市京セラ美術館会場で再び展示&トークが開催されます。
「京都モダン建築祭」会場巡りの際はぜひお立ち寄りください。
【展示パネル・模型】
※提案の詳細は後日公開予定
「京都モダン建築祭」Webサイト 掲載ページ