さまざまな分野で活躍される講師から、「しごと」を通して得た知恵や努力の様といった経験談を聞ける「しごと論Ⅰ」(1年次必修科目)。
11月6日(月)の「しごと論Ⅰ」は、客員教授のコシノジュンコ先生を講師にお招きし、世界的なファッションデザイナーの先生がこれまで手掛けてきた「しごと」について、ファッションショーの映像なども交えてお話しいただきました。
演出における音楽の大切さ、人に感動を与えるものづくり、「見えないものを見えるものに」など、プロフェッショナルな先生ならではの力を持ったワードの数々に、学生たちは目を輝かせて聞き入っていました。
講義の後はワークショップも実施。学生が制作した作品をコシノ先生に1つ1つ講評していただきました。
作品のテーマは「花火」。音楽を1曲選び、その音楽をイメージさせるような「花火」を黒いB1ボードにデザインする、という課題です。 音楽から感じ取った思い、花火の思い出、構図や色へのこだわりなど、学生はそれぞれ作品にこめた思いを発表。コシノ先生からは「実際に花火にできたら面白い」「もう少し色を減らして目立たせるのも大事」など、たくさんの具体的なアドバイスをいただきました。
このたびの体験は、学生たちの今後の制作に大いに生かされることでしょう。
(優秀作品は学内で展示する予定です。)