11月11日(土)12日(日)、「京都モダン建築祭」と本学の連携企画プログラム「建築学生と考える《堀川団地》の未来 展示&トーク」が京都市京セラ美術館で開催されました。
先週ご紹介した堀川団地会場でのプログラムを更にブラッシュアップした取り組みです。
地域連携の場としても活用されているラーニング・プログラムの拠点「談話室」に、建築学科3年の《堀川団地》リノベーション課題で優秀作品に選ばれた学生6名によるパネルと模型を展示。2日間をとおして多くの方々にご覧いただきました。
また12日(日)には建築・美術の専門家にご参加いただき、学生6名による発表とポスターセッション、講評会を実施。
全国初のRC造店舗併用住宅であり、また京町家の特長も見受けられる京都ならではの団地《堀川団地》の再活性化について、学生たちは周辺のまちづくりも考慮したリノベーション案を発表しました。
観光客も含めた人々を引き込む仕掛け、子どもたちを中心にした交流の場の設置、伝統産業を体験できる企画、友禅染を用いたアーケード、コインランドリーの設置など、いずれも敷地分析をよくした上で現代社会が抱える課題の解決にも繋がる意欲的な提案でした。(※各パネルデータは末尾に掲載しています)
専門家の先生方からはより現実的なアドバイスとともに、前週よりレベルアップした学生たちへ称賛と励ましをいただきました。学生たちも課題に取り組んだ初期からの、とくにこの1週間での成長を自覚したようで、建築設計への高まる思いが窺えました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
【パネルデータ】※画像をクリックするとpdfデータでご覧いただけます。