「建築新人戦」は、全国の大学・短期大学・専門学校・高等専門学校で建築を学ぶ学生を対象に、学校での課題作品を競うコンテストです。建築設計について、学校の枠を超えた交流をとおして自らの構想や技量、自身の所属する教育環境を問い直す場として、また活躍の期待されるゴールデンルーキー発掘の場として、2009年より継続実施されています。プレゼンテーションボードによる一次審査で100作品が選ばれ、さらに模型や映像作品もあわせた展示と公開審査(@梅田スカイビル)を経て入賞作品が選ばれます。
今年度の「建築新人戦2023」において、本学建築学部3年の小森魁さんが「建築設計演習Ⅰ」(2年次後期)で取り組んだ設計課題「保育園」《子ども×音色》で100選に選ばれました。入選について、小森さんは下記のようなコメントを寄せてくださいました。意欲的なコメントに、今後一層の活躍が期待されます。
〈小森 魁さんのコメント〉
今回、建築新人戦に応募した理由は、自分が外の世界でどれぐらい通用するのかということを知りたかったからです。結果としては100選止まりということでそれ以上の結果を残すことが出来ませんでしたが、作品を応募するにあたっての案のブラッシュアップ、プレゼンボードや模型制作の期間は自分にとってとても大切なものとなりました。新人戦の審査会場では他の学生のものすごく熱量のある作品が並べられていて圧倒されました。自分の作品もこの中に並んでいるのだということが信じられないくらいでした。新人戦の会場ではとても多くのことを学ぶことが出来、また、他の学生との交流もありとても充実した時間を過ごすことが出来ました。今回は建築新人戦に応募して本当に良かったと思います。
【入選作品】※プレゼンテーションボードの全体はPDFデータでご覧いただけます→ボード1/ボード2