ローマ・ラ・サピエンス大学は700年以上の歴史を持ち、数々の著名人を輩出している西ヨーロッパ最大規模の大学です。
このたび、その建築学部の紀要に本学芸術学部 東俊一郎准教授の論文が掲載されました。
タイトルは“Kokage-gumo Temporary Pavilion: Tracing Ishigami’s Design Approach through the Notions of “Actuality” and “Permeation”(仮設パビリオン《木陰雲》:「リアリティ」と「浸透」の概念をとおして石上純也の設計手法を辿る)。
東京オリンピックが開催された2021年夏、新国立競技場周辺に設置された9つのパビリオンのうちのひとつ、建築家・石上純也氏による《木陰雲》についての論考です。昭和初期に建てられた住宅の美しい庭園に、歴史ある風景に溶け込むような日除けを仮設するというユニークな取り組みについて紹介されています。【参考:「パビリオン・トウキョウ2021」Webサイト 石上純也《木陰雲》】
KYOBIには海外でも活躍される先生が多くいらっしゃいます。本学および教員の国際的な取り組みについても、本サイトで随時ご紹介して参ります。