11月26日(日)、KYOBIから程近いホールKeiryuで「京都デザイン賞2023」の表彰式と講評会が行われ、第6部門(建築関連デザイン)入選作品として「京都マンガ・アニメフェア2023(京まふ)」展示デザインが表彰されました。
この展示デザインは、9月に行われた「京まふ」会場での展示のために、芸術学部の学生有志と教員がディスカッションを重ねてつくり上げたものです。
「伝統工芸とオノマトペ〜オノマトペで広がる工芸品の世界〜」をテーマに、少女マンガで用いられてきたピンク色を背景色とし、吹き出しやトーンの表現なども用いて、伝統工芸に馴染みのない「京まふ」来場者にもその魅力を深く理解していただけるよう工夫を凝らしました。
審査員の先生方からは、いい意味で領域を横断するデザインだった、外国人も理解しやすい「オノマトペ」というテーマを今後さらに深めては、といったご意見をいただきました。
このたびの入選は学生の今後の作品制作や展示活動に向けて大きな励みになったことでしょう。更なる展開に期待が高まります。
〈「京まふ」展示デザイン参加者〉
安保 貴史(工芸領域 漆芸コース1年)
岩松 英里子(デザイン領域3年
谷川 楓(デザイン領域3年)
岡島 みなみ(デザイン領域3年)
東 俊一郎准教授
加納 奈都助教
古閑 謙太郎助教