本学の建築学科 伝統建築領域では、文化首都・京都の中心に位置する立地を活かし、近隣の文化財建造物を訪れるフィールドワークの機会が多々あります。また、その学びを活かして伝統建築の保存活用の仕事に就く卒業生も多数輩出しています。
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この1月29日(月)には、本学から徒歩15分ほどにある京都最古の禅寺・建仁寺の塔頭の一つ、西来院 本堂の修理工事の見学に建築学科の学生が井上年和准教授と新谷謙一郎講師とともに訪れました。
西来院は、鎌倉・建長寺の開山でもある蘭渓道隆によって開かれた清本院を前身とし、応仁および天文の乱で被災した後、慶長年間(1596-1615)に再建され現在に至ります。
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このたびの修理工事では本堂の建ち起こし(柱の傾きや沈下を修正する)が行われていました。
ご住職に各所の修理状況をご説明いただき、柱をジャッキアップする様子など、普段は見ることのない床下まで見学させていただきました。
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また、このたびの修理工事担当には本学卒業生の姿もあり、学生にとっては今後の進路の参考にもなったことでしょう。 在学生・卒業生ともに実践的な学びを活かして益々活躍されることが期待されます。