2022年度から続く国際交流事業として、シンガポール国立大学(NUS)建築学科との共同演習がシンガポールで始まりました。
本年度は関西大学環境都市工学部建築学科 木下光教授の都市設計研究室の皆さんも共同で、NUSの文化財保全スタジオのNikhil Joshi先生がホストとして指導くださいます。
KYOBIからは建築学部2年生7名、1年生8名が参加し、建築学部教授 宮内智久先生と森重幸子先生の引率で8月17日にシンガポールに入国。翌18日は共同演習に先立ち、マリーナ湾周辺を中心に建築や街の様子を見て回りました。
そして、いよいよ19日から共同演習スタート。
‘Material & Materiality: Integrating Science, Humanities & Arts’(素材とカタチ~人文科学と芸術の統合)というテーマのもと、NUSが保存管理される施設ArClabと近現代ビル群が保存される38 & 40 SOUTH BRIDGE ROAD(SBR)を課題の対象建築物として、22日までワークショップに取り組みます。
19日はNikhil先生による文化財保全、森重先生による京町家、木下先生によるコミュニティ主導の都市デザインの講義や、19世紀に建てられたカラフルなショップハウスが残るブレアプレーン保護区の見学なども実施。
入国3日目を迎えてシンガポールの空気にも馴染んできたKYOBI生たちは生き生きと活動しているようです。
ワークショップは8月22日まで続きます。活動の様子は今後も随時、本学公式SNS等で紹介して参ります。