8月17日にシンガポールへ入国した「NUS&KYOBI+KANDAI共同演習」参加者が、1週間の活動を経て8月24日に無事帰国しました。
20日から22日にかけては、NUS・KANDAI・KYOBIの学生7~9名からなる4グループに分かれて、メインとなるワークショップに取り組みました。
テーマは‘Material & Materiality: Integrating Science, Humanities & Arts’(素材とカタチ~人文科学と芸術の統合)。シンガポール中心の保存地区の一画、38 & 40 SOUTH BRIDGE ROAD(SBR)における近現代ビルの保存活用について企画提案します。
KYOBIからの参加者は1年生と2年生で、建築の専門的な勉強を始めて日の浅い学生たちにとって今回のワークショップは難易度が高かったようですが、出発前に英語担当のヒルド先生に鍛えていただいた英語を駆使し、NUSの皆さんと活発に意見交換をできたようです。
先生方のアドバイスもいただきながら、どのグループもみんなで力を合わせて時間内に出せる最善の企画案を仕上げました。
最終的には4グループのうち2グループは合同企画となり、3つの企画案が提出され、22日にNUSキャンパスでプレゼンテーションを実施。プレゼンテーション後、参加者に修了証が授与され、共同演習は幕を閉じました。(※3つの企画案のプレゼンテーション資料は末尾に掲載しています。)
またワークショップの合間や23日にも、建設会社 DP Architects、ナショナルギャラリー、超高層ビル キャピタ・スプリングなど、シンガポールの新旧の建築を数多く訪れました。実際にその場を訪れなければ得られない多くの学びがあったようです。
後期授業の開始後に、今回の共同演習の成果報告会が実施される予定です。一回り成長した参加者たちが他の学生にもその学びを共有し、一層大きな学びの輪へと広がっていくことが期待されます。
~共同演習のプレゼンテーション資料~
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