9月21日(土)22日(日)、西日本最大のマンガ・アニメイベント「京都国際マンガ・アニメフェア2024(京まふ)」に、昨年に引き続きグループ校・京都伝統工芸大学校(TASK)とともに出展しました。
今年のテーマは「工芸×妖怪~若い感性が挑む新たな妖怪のかたち~」。
芸術学部特任教授 山本太郎先生(ニッポン画家)による「がしゃどくろ」と現代版「付喪神」たちを背景に、芸術学部工芸領域とTASKの学生たちによる妖怪をテーマにした工芸作品を展示しました。
段ボール製の展示台や展示用アクリル板も芸術学部デザイン領域の学生と教員によるオリジナルデザインで、モアレ効果による見えの変化などの仕掛けを施し、工芸作品を美しく見せるとともに来場者の目を引くよう工夫されています。
また、昨年も好評だったオリジナルステッカーも制作。学生たちが自由に妖怪を表現した50種余りのステッカーを、3Dプリンターも用いて制作したオリジナル棚に設置し、来場者の皆さまに自由に取っていただきました。
他の展示什器作成にも使用した3Dプリンターの実演も行ったところ、多くの方が足を止めてご覧になっていました。
2年目を迎えてパワーアップした「KYOBI&TASK」のブースには、海外の方も含む幅広い世代の方たちが来場してくださり、2日間とも盛況でした。
マンガ・アニメという現代日本を代表する文化と融合することで、日本の伝統文化である工芸の魅力がより多くの方たちに伝わったのではないでしょうか。京都で伝統工芸と芸術を学ぶ本学院の学生たちにとっても、作品や展示什器の制作から会場での様々な方との交流に至るまで、大きなイベントの経験を通して多くの学びを得られる素晴らしい機会となりました。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
「京まふ」公式サイト