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芸術学部 工芸領域 遠藤公誉准教授が第64回大阪工芸展クラフト産業工芸部門において入選されました

芸術学部 デザイン・工芸学科 工芸領域(漆芸コース)遠藤公誉准教授が一般社団法人大阪工芸協会主催「第64回大阪工芸展」クラフト産業工芸部門において入選されました。

《乾漆酒器一式 〼〼(ますます)》 

3点組作品
片口寸法:11㎝(縦)×11㎝(横)×6㎝(高)
枡寸法:8㎝(縦)×8㎝(横)×5㎝(高)

【作品解説】
布を漆で貼り重ね器の胎とする「布乾漆」の技法で片口と一合枡を制作しています。着用しなくなったジーンズの古着の布木地を再利用し器物の形を作り、京塗の変わり塗りの一つである「布摺塗(ぬのずりぬり)」の技法を応用して、ジーンズの色・質感になるように仕上げています。内側や裏面は塗放しの布目塗になっています。表面にはジーパンに留められたリベットをイメージし、半球状に加工した白蝶貝を埋め込んでアクセントにしています。

作品は2024年10月16日(水)~22日(火)の期間、あべのハルカス近鉄本店タワー館11階 美術画廊&アートギャラリーにおいて展示予定です。
第64回 大阪工芸展 公募展チラシ

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