11月19日(月)にデザインディレクターの立川裕大氏の特別講義が行われました。
この講義は、京都府との産官学連携において、伝統工芸の技の活用、新しい市場開拓を行うための試みとして実施しました。
漆や竹など、日本の伝統的手仕事を現代デザインを結びつけ、新たなイノベーションとプロダクトを生み出すプロジェクト「ubushina」を自社でプロデュースするデザインディレクター、立川裕大氏。豊富な経験をもとに、プロジェクトとして伝統工芸を落とし込む仕事のあり方、デザインの今、今後目指すべき新しい職人の姿とは?などをお話しいただきます。
講義では、デザインの定義や立川氏の仕事実例紹介、デザインの今、マーケティング論などについてお話いただき、本学生も熱心に聞いていました。また、講演後にワークショップが行われ、質問する学生もいるなどプロとして活躍されている方の話を直接聞くことができ、今後の創作活動に参考になったことでしょう。
■立川裕大氏 ㈱t.c.k.w代表/デザインディレクター
主に企業の外部ブレーンとしてデザイン戦略を全体的にサポート。家具、照明、家電などのインテリア関連プロダクトの企画、商品開発を軸に、デザインが世の中に入っていくまでに必要な環境整備の全プロセスにわたり携わる。自社でプロデュースするプロジェクトとして「ubushina」がある。