京都芸術教育コンソーシアム(Art-e Kyoto)の京都芸術研究事業で、本年度より京都市立安朱小学校(山科区)との連携授業に取り組んでいます。3学年の総合学習で、安朱の魅力に触れる取り組みをされている一環で、児童が調べたことを「かるた」にします。第1回(9月)には絵が上手に描けるテクニックを伝授、第2回(10月)には児童が描いた絵の講評とさらに良い絵札にしよう!と新しいテクニックを伝授してきました。
本日第3回目となる連携授業では、完成したカルタの絵と読みを見せてもらいに行ってきました。
講師は引き続き芸術学部デザイン領域の加納奈都講師。
授業の前半はグループに分かれて、それぞれが描いた絵をグループ内でプレゼンテーション。工夫したところや見てほしいところを発表したり、他の児童から「これは何?」「どうやって描いたん?」等と、みんなが描いた絵に興味津々。
後半は数名の児童がみんなの前でプレゼンテーションを行った後、加納講師による講評。少し時間をオーバーしてしまいましたが、全員の作品に講評をさせていただきました。それにしても、みんな絵が上手になっていました。加納講師から教わったテクニックも使って、みんなそれぞれ描きたいものをはっきりと、読み札とも連動する絵をしっかり描き切っていました。
完成した絵・読み、は一旦お預かりし、大学でデータ化を行った後、かるたに仕上げてもらいます。カルタの完成は1月。安朱小学校では完成したかるたで「かるた大会」を計画中されています。