12月2日(月)、世界的に活躍されるデザイナー・コシノジュンコ先生(本学客員教授)による「しごと論Ⅰ」の講義とワークショップが実施されました。
キャリア形成科目のひとつ「しごと論Ⅰ」では様々な分野で活躍する方を講師にお招きし、学生たちが将来に向けて視野を広げる機会を提供しています。更にコシノ先生には毎年異なるテーマでワークショップの指導もいただき、芸術学部の学生を中心に大きな刺激を得る機会となっています。
本年のテーマは「建築とMODE(モード)」。開幕まであと5ヵ月に迫った大阪・関西万博でボランティアのユニホームを監修されるコシノ先生は、1970年の大阪万博では3つのパビリオンでコンパニオンが着るユニホームをデザインされています。新旧の万博の建築やユニホームデザインのお話に続いて、最新のファッションショーについても初公開(!)となる映像を流しながら解説してくださいました。
続くワークショップでは、「建築とMODE」をテーマにした自由制作に約20名が取り組みました。
ファッションデザイン画や紙の模型、毛糸の編み物に3Dプリンターを用いた小物など、形状も素材も多種多様な作品の一つひとつにコシノ先生がアドバイスをくださり、参加者たちはみな新たな気付きを得て、より満足のいく完成形に到達できたようです。
プロフェッショナルから直接学ぶ体験によって、学生たちが更に成長していくことが期待されます。