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KYOTO駅ナカアートプロジェクト2024に芸術学部学生有志が参加しました

KYOTO駅ナカアートプロジェクトは、「大学のまち京都」「文化芸術都市京都」で学ぶ学生たちによるアート作品を展示し、京都市営地下鉄のイメージアップと活性化を図るとともに、京都の文化芸術の発信を目的とした産官学連携の継続事業です。京都市内の芸術系大学8大学のひとつとして本学も毎年参加しています。
【ポスターデザイン:デザイン・工芸学科ビジュアルデザインコース2年生 栄井美結】

創作テーマは「京都をアートで元気に」。
芸術学部の学生有志が今年初の試みとなる烏丸御池駅の複数の大学による作品展示に取り組みました。

京都市の姉妹都市・フィレンツェで1960~1970年代に活動した建築デザイングループ・スーパースタジオの“The Continuous Monument”シリーズにインスピレーションを得て、「その実現されなかった巨大な白い格子が取り囲む自然や都市の風景が、実はひっそりと京都市の地下鉄構内に多数存在していた…」という仮定のもと色彩プロジェクトを実施。

京都の東山をはじめとする自然の色彩をグリッド化し、京都市地下道の壁面に使用されているタイルと同じ50㎜四方のフェルトピース(その数2000以上!)を作成しました。

そして、白タイルが整然と並ぶ美しくも少し不気味な京都市の地下道を、色彩豊かな明るい空間に変貌させました。

また、触っても楽しめるようなファブリック素材を使用することで、視覚だけでなく触覚でもあたたかみを感じられる仕上がりになっています。道ゆく大人も子供もついつい触れてしまう様子を、プロジェクトに参加した学生たちもほっこりと眺めていました。

さらに、昨年度からスタートした四条通地下道アート展「Art Under the Shijo」においても選抜6チームのひとつに選ばれ、同時並行で展示を実施。四条通地下道のにぎやかな空間の演出にも尽力しました。
どちらも来年2月上旬まで展示されていますので、年末年始にぜひ足を運んでみてください。

※作業の様子は学生有志のInstagramからご覧いただけます。▶@ekinaka_wakuwaku

~各イベントWebサイト~
KYOTO駅ナカアートプロジェクト(主催 KYOTO駅ナカアートプロジェクト実行委員会)
四条通地下道アート展「Art Under the Shijo」(主催 四条通地下道活性化推進会議)

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