7月11日（水）に、今年の春に開学した本学の開学記念フォーラムを開催し、市民や学生など約400人が参加されました。
まず本学の新谷理事長からの挨拶のあと、丸山俊明教授より「なぜ今『工芸学部』が必要なのか」と題し、日本で唯一の工芸学部を持つ本学の必要性や設置するコースについて講演。そのあと、東京学芸大学客員教授の藤原和博さんより「生徒のやる気をあふれさせる方法」として記念講演いただきました。藤原さんはリクルートを経て、民間人校長として東京都の杉並区立和田中学校で5年間勤められ、統合寸前の中学校を今では最も人気ある学校に改革された人物です。

最後に、学科長の下出祐太郎教授より、「日本のものづくりが世界に求められる理由－宣教師を驚かせた蒔絵漆器－」として、ご自身が研究されておられる高台寺蒔絵の復元や蒔絵漆器について、伝統産業の実態などを講演されました。
.