12月15日、愛媛県大洲市にて、日向進教授が大洲市に3棟残る希少な懸け造り建築がテーマのシンポジウム「空中楼閣はなぜ生まれたのか 大洲の文化資源・小彦名(すくなひこな)神社参籠殿(さんろうでん)を使い継ぐ」で、講演を行いました。
日向教授は、懸け造り建築の京都の清水寺や、滋賀の石山寺は岩山に浄土を設定した観音信仰が目的だと解説。参籠殿について一般的にはこもるという暗いイメージがあるが、小彦名(すくなひこな)神社はガラス張りで開放的。近代建築としても評価できると指摘しました。
愛媛新聞(12月16日付)でもシンポジウムの内容が掲載されました。
(写真左から2番目:日向教授)