2月19日(水)、本学客員教授でもある国広ジョージ氏（建築家）が客員教授を務められる中国・北京の清華大学建築学部のMrtijn de Geus教授と学生7名が来学されました。

来学された皆さんは和歌山県の熊野古道の研究を行われ、日本の伝統建築にも関心を高く持たれているとのこと。KYOBIでは、まず森重幸子教授による京町家についての講義を受講されました。

さらに翌20日(木・祝)には、宮内智久教授のアテンドにより生川慶一郎教授のお住まいであるリノベーションされた京町家の見学へ。

本学建築学部1年生2名も加わり、生川教授による京町家についてのレクチャーを受けました。
夏に座敷で障子の代わりに使用するすだれなどの室礼や、床の間といった京町家を構成する特徴的な要素について、参加者は実際に空間を体感しながら興味深そうに見聞きされていました。

今回の体験が参加された方たちの今後の建築研究に役立つとともに、日中の大学での交流を深める機会がまたあることを願っています。