工芸概論の特別講義に講師としてshione代表取締役で陶板画作家・デザイナーの河原尚子さんにご登壇頂きました。
テーマは「ニュージェネレーション・伝統工芸とのつきあい方」
河原さんは6代続く茶陶の窯元に生まれ、自身も作家やデザイナーとして制作されながら、他業種とのコラボレーションや商品プロデュース等、作家の枠を超えて活動をされています。今回の講義を聞いて学生たちも非常に刺激を受けるとともに、新たな工芸の可能性を見い出すきっかけになりました。
〈河原尚子さんプロフィール〉
京都出身。6代続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれる。佐賀での修行の後、2005年より自身の工房「SpringShow Studio」にて陶板画制作を始める。その後、グラフィックデザイナーとして平面の構成などのデザインに携わり、他業種の経験をもとに器の可能性を探求。2009年11月、陶磁器デザイナーとして器のブランド「sione」を立ち上げる。現在に添ったもてなしの文化を提案している。