10月1日(火)、本学10号館階段教室にて、奈良国立博物館学芸部長補佐 工芸考古室長 内藤栄氏による正倉院展 特別講義を実施し、本学学生とグループ校の京都伝統工芸大学校の学生約200名が聴講しました。京都美術工芸大学では「第65回正倉院展」に協賛しており、工芸を学ぶ学生にとっても正倉院の宝物には関心があります。本日の講義では、「正倉院とはなにか」から分かりやすく解説頂き、それぞれの宝物の特徴やその時代背景についてもお話しいただきました。今回の講義を聞いて、10月26日より開催される「正倉院展」で実際の宝物を見ることで、より深くものを見る目を養い、それが今後の自身の制作にも役立つことでしょう。
また、内藤先生には特別講義の前に、京都伝統工芸大学校の実習の様子を見学いただき、学生に熱心に質問されるなど、技術力の高さや制作の様子に強い関心をお持ちいただきました。