本年度最後の社会活動の報告です。
12月14日(土)にムラタの森で開催された、「地元のダイコンでキムチつくり」と「間伐材で箸つくり」のうち、今回の報告は、主に「間伐材で箸つくり」についてです。
キムチつくりに興味のある方は、村田製作所のHPをご覧ください。
キムチつくりチームは、畑に大根を抜きに行きました・・・
では、箸つくりチーム。
まずは、ムラタの森から箸つくり用間伐材をバスへ乗せます。使う材はごらんのとおり、実は、マキ材(火をおこす)です。
早速、屋外でマキ材を鉈で割っていく作業を始めました。
これがなかなか難しい。きれいに、「パキッツ」とは、割れないものです・・・
いろいろコツがあるようでして、やっているうちにコツを呑み込んでいきます。
学生たちはほぼ皆、「木工」 を選択している1年生です。ずいぶんとがんばってくれましたよ!
鉈で割った材を、箸のサイズ近づけていく作業をお願いしました。
使っている台は、漆芸(漆を使うコースのこと)の実習で「ヘラ」を作るのに使うものですが、今回は箸つくりにお借りしました。
さて、いよいよ午後からムラタの方々も含めて箸つくりを行います。
さて、キムチつくりのほうはどんな感じでしょう??
こちらは、ふれあいセンターも1階厨房。準備が着々と進んでいます。いくつかのテーブルに分かれて、班ごとに作る算段です。
キムチ完成に向けての紹介は、本HPでは割愛させていただきます。
では、箸つくりコーナの模様です。
おっと、その前に地元の方が作ってくれたお弁当を皆でいただきました!ありがとうございました!
箸つくりには、子供たちやご父兄の方が参加しました。
本学学生も、指導に当たってくれてほのぼのとした雰囲気の中で箸つくりを楽しみました。
今回作成した箸は、シンプルなものでしたが来年はこの経験を活かして気の利いたお箸を作ってみたいものです。
参加された方からは、「あのマキ材が、こんなにきれいな木地の箸になることには驚いた!」とのコメントをいただきました。
帰りには、作ったキムチと午前中に抜いた大根をプレゼントされて、学生さんも満足まんぞく。
途中、夏休みに1・2年生の学生が作成した「交通安全標識看板」の前で記念写真。立派な架台に固定されていました。
「ゆっくり 運転 いい センス! 京の田舎・神前だよ!」です。
皆さんお疲れ様でした!
<学生レポートより>
・玉ねぎ刻みが目に染みた。けど、いい体験だった!
・大根掘りが大変で、農家の人はすごいなあと感じた。
・箸つくりの指導が、自分にはまだできないことに気づいたことが収穫だった。