9月5日（金）に京都市上京区の西陣織会館にて、来年本番を迎える「琳派400年記念祭」の開催を呼びかけた文化人5名による記者会見が行われました。5名の中には、琳派が専門の河野元昭学長やコシノジュンコ客員教授、高階秀爾客員教授など本学関係者3名も出席し、事業展開の抱負や期待が語られました。

続いてシンポジウムが行われ、「私と琳派」というテーマで、美術・工芸・建築・庭園から衣装、料理、菓子などの幅広い領域に深い影響を及ぼし、現代の様々なデザインにまで受け継がれている琳派の美について、各界の有識者が様々な視点から講演。その後は講演者や専門家の方と情報交換できる交流会も行われ本学生も参加しました。

記念祭では、展覧会やフォーラム、文化財の特別公開などを計画中で、関連事業もすでに始まっています。本学では、河野元昭学長による琳派の連続講座や工芸甲子園の琳派部門など琳派に関わる様々なイベントを実施予定です。

9月6日（土）京都新聞朝刊26面にイベントの記事が掲載されました。