1月30日(金)に本学の客員教授である青柳正規先生の特別講義が行われ、「美術と社会」をテーマにお話しいただきました。講義には本学の1~2年生と、グループ校の京都伝統工芸大学校の学生約200名が出席し聴講しました。
特別講義では、先生のご専門である西洋美術と社会のかかわりについて、その時代の代表作品を例に出しながら詳しく解説していただき、学生たちはメモをとりながら熱心に聞いていました。
【青柳 正規 (あおやぎ・まさのり)客員教授】
1944年大連生まれ。ギリシア・ローマ考古学者。67年東京大学文学部美術史学科卒業。69~72年ローマ大学文学部古典考古学科留学。全国美術館会議会長、独立行政法人国立美術館理事長、国立西洋美術館館長を経る。文学博士。日本学 士院会員。東京大学名誉教授。著書は、『皇帝たちの都ローマ』『トリマルキオの饗宴』(共に中公新書)、『ポンペイの遺産』(小学館)など多数。