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福井県鯖江市、鯖江商工会議所と包括的連携協定を締結しました。

4月15日(水)に福井県鯖江市の「うるしの里会館」にて、越前漆器産地である福井県鯖江市、鯖江商工会議所、学校法人二本松学院の3者により包括的連携協定の調印式が行われました。調印式には鯖江市の牧野市長や鯖江商工会議所の野村会頭、本学院3校(京都美術工芸大学・京都伝統工芸大学校・京都建築大学校)を運営する学校法人二本松学院の新谷秀一理事長が出席し連携協定に調印。その後は、うるしの里会館近くの河和田小学校に移動し、漆の記念植樹が行われました。

今後は30名ほどの学生が越前漆器産地の河和田地区を訪問し漆器工房を見学するほか、5名ほどの学生が夏休み中の1ヶ月間、インターンシップとして越前漆器の技を実体験することで、卒業後の就職先の一つとなることが期待されています。

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■調印の目的

越前漆器産地「うるしの里」の後継者を育成し、産地振興を図ることを目的として、越前漆器産地の後継者として即戦力となる技術を学んでいる若者を産地に呼び込むために、日本で唯一「工芸学部」をもつ「京都美術工芸大学」、伝統工芸の技を伝える「京都伝統工芸大学校」等と包括的相互連携協定を締結し、当該学生を中心とした若者が、越前漆器産地のすばらしさを実感し、将来は、越前漆器産地の木地師等の後継者として、産地に根付くことを目指します。

※越前漆器産地は、昨年の第49回全国漆器展では団体賞としての最高賞である内閣総理大臣賞の4連覇を達成し、通算11回目となる最高賞を受賞されるなど全国でも有名な漆の産地です。しかし職人の高齢化など産地の存続をかけた後継者育成が急務となっています。現在、京都伝統工芸大学校の卒業生数名が塗師として活躍しています。

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