今年度開催されているお茶の京都博『一坪茶室プロジェクト』に参加している建築学科の吉野教授が2回目の現地視察に行ってきました。
今回も宇治田原町の産業観光課にご協力いただき、最初はお茶農家の古民家をゲストハウスにリノベーションされた『MARU+JYU』へ。こちらの場所をお借りして、お茶も作られている観光課の職員からお茶作りについてお話を。自家製の玉露も用意していただき、美味しいお茶を味わいながら、色々なお話を聞かせていただきました。
次に『MARU+JYU』オーナーの山本さんから建物の説明を。外観から内装までたくさんのこだわりが詰まっており、学生達も興味津々。
オーナーの山本さんはグループ校の京都建築大学校(KASD)の卒業生。また土間にある大きな和紙の照明器具は京都の黒谷和紙の職人さんの作品。この職人さんは同じくグループ校の京都伝統工芸大学校(TASK)和紙工芸専攻に講師として来ていただいている人で、色々なつながりを感じることができました。
『MARU+JYU』さんから宇治田原町役場に場所を移して、次は町内の人に向けてプレゼンテーション。集まっていただいたのは、お茶の組合の方や建具店をされている方など。5つのアイデアを提案させていただき、それぞれにコメントをいただきました。プレゼンテーション終了後は交流の時間があり、お茶のことや木材の扱い方・造り方などを質問していました。
この後、学生達はイベント当日の会場を下見に行き、祇園祭の太子山で宇治田原町がお茶を振る舞っているところへお邪魔させていただきました。
前回の宇治田原町視察の様子
2017.5.27 お茶の京都博プロジェクト:建築学科吉野チーム – 宇治田原町視察