数多の情報メディアを読み解き、適切に情報を収集し活用する意識と能力を高めることなどを目的として開講している『メディアリテラシー』。
これまで新聞・テレビ・ラジオ・雑誌など、情報発信者の方々にゲストスピーカーとして講義をしていただいてきましたが、この日は駐大阪・神戸米国総領事館の広報担当領事、兼関西アメリカンセンター館長のブルック・スペルマン氏をゲストスピーカーにお迎えしました。
「開かれた外交」を展開し自国について正しい情報を提供する領事館の役割。その中で行われている日米の文化交流の事例や、留学の相談窓口、外交官と学生が英語でディスカッションできる総領事カフェの紹介、また、外交官という職業についてもお話していただきました。
質疑応答では「日本の伝統的な文化との交流はあるのか」「赴任先の国や地域の習慣などにはどのように適応していくのか」等の質問。
講義レポートには「外交官の仕事には堅苦しい印象を持っていたが、国と国との文化交流を積極的に行っていることで親近感が持てた」「インターネット上に間違った情報もたくさんある中で、直接正しい情報を知ることができる、学べるということはとても良いこと。自分も領事館のイベントに参加したくなった。」「これまでのメディアリテラシーの講義内容に反して心がほっこりした」「(領事館カフェなどの)イベントに参加したい」など。また、スペルマン氏が楽しそうにお話をされている姿が印象的でした。