清水寺の森清範貫主が、京都伝統工芸館で開催中(19日まで)の「京都伝統工芸大学校 卒業・修了制作展」へご来場されました。
会場1階で展示中の大日如来坐像をご覧になり、森貫主ご自身の揮毫による「一心合力」の彫木にノミ入れをされました。
その後、卒業・修了作品をご鑑賞。生徒に話しかけて作品解説をお聞きになるなど、熱心にご覧いただきました。
昨年春に、森貫主より制作依頼を受けた「大日如来坐像」は、東日本大震災で倒された高田松原の松を使用。仏像および彫木にはこれまで多くの方にノミ入れをしていただきました。この大日如来坐像は今春、清水寺に奉納される予定です。
※大日如来坐像は3月中旬まで、京都伝統工芸館でご覧になれます。
※大日如来坐像特設サイトはこちら