10月2日(木)、本学10号館階段教室にて、奈良国立博物館学芸部長の内藤栄先生による正倉院展 特別講義を実施し、本学学生とグループ校の京都伝統工芸大学校の学生約250名が聴講しました。京都美術工芸大学では「第66回正倉院展」に協賛してお り、工芸を学ぶ学生にとっても正倉院の宝物には関心があります。本日の講義では、「正倉院とはなにか」から分かりやすく解説頂き、それぞれの宝物の特徴や その時代背景についてもお話しいただきました。
また、現在、文化財修理コースの村上隆教授と伝統工芸コースの宮本貞治教授らの指導の下、学生たちが復元中の正倉院展の出品物「檳榔木画箱(びんろうもくがのはこ)」の制作もご覧いただき、完成が楽しみだとご好評を頂きました。
今回の講義を聞いて、10月24日から開催される「正倉院展」で実際の宝物を見ることでより深くものを見 る目を養い、それが今後の自身の制作にも役立つことでしょう。
今回の出前授業の様子が読売新聞[10月3日(金)付]朝刊で紹介されました。