江戸時代のピクニックグッズを現代にデザインするプロジェクトのプレゼンテーションが12月18日(木)に付属施設の京都伝統工芸館で行われました。江戸時代の花見などに使用されていたピクニック道具は遊び、エンターテイメント性、機能、四季にあったデザインでした。本プロジェクトは、現代のライフスタイルに適した形で工芸を活かし、現代の生活に適合したピクニックグッズを“春”“夏”“秋”“冬”の4つのチームに(本学院の京都美術工芸大学・京都建築大学校・京都伝統工芸大学校の学生の混成チーム)分かれ、今年9月からリサーチ活動がスタートしました。鈴木順之氏(JUNKO KOSHINOさんの御子息)とデザイナーの池田大輔氏の指導のもと、10にはコンセプトメイキング、11月にはデザイン、12月のデザインプレゼンテーションを経て、2015年1月から制作活動に入ります。3月末には完成し、まず東京で開催されるデザイン展で発表されます。その後5月から開催されるミラノ万博・日本館での出展を目指します。もちろん最終的には商品化されて売り出されることを目標にします。各チームはそれぞれの四季にあったピクニックとグッズをデザインしました。18日のプレゼンテーションには、京都府副知事の山下晃正様・外部のデザイン会社様、本学院の先生方から講評を頂き、今後のデザインに活かそうと各チームの学生たちは真剣に聞き入っていました。
2014.12.21