6月18日(木)に京都府の支援のもと昨年9月から取り組んできた「ピクニックデザインプロジェクト」の作品完成発表会が付属施設の京都伝統工芸館で行われました。
本イベントは江戸時代に「床遊び」の名で流行した大名方の優美な宴(=ピクニック)を彩ってきた「お弁当箱」を、京都の伝統工芸の技術により現代的にアレンジし、国内外へ向け発信する産・学・公連携プロジェクトであり、京都美術工芸大学・京都伝統工芸大学校・京都建築大学校の学生が「春・夏・秋・冬」の4チームに分かれ取り組んできました。
昨年9月よりリサーチ活動をスタートし、鈴木順之氏、デザイナーの池田大輔氏の指導のもと、10月にはコンセプトメイキング、11月にはデザイン、そして12月のデザインプレゼンテーションを経て、2015年1月から制作活動に入りようやく完成しました。
発表会では、4つのチームが作品のコンセプトやデザインについてプレゼンテーションしました。発表会には京都美術工芸大学の客員教授でファッションデザイナーのコシノジュンコ先生にもお越しいただき、作品の完成度に高い評価をしていただきました。
秋チームプレゼンテーションの様子