3年生の3月に就職活動がスタートするのに先立ち、本学では3年次に「キャリア支援講座」を開講。筆記試験やエントリーシート、面接などの対策のほか、外部講師を招いた業界研究や職種研究など、きめ細かいキャリア支援を行っています。
このほど同講座の中で、京都市内の企業と学生が交流する「KYOBI×京都企業 交流会」を実施。「京都市わかもの就職支援センター」の協力で、同センターの呼びかけに応じた京都市内の企業7社が来学し、若手社員や幹部社員が仕事の内容ややりがいなどについて話してくれました。このうち㈱彩ユニオン(東山区)からはグループ校の京都建築大学校(KASD)卒業生の齋藤珠菜さん、㈱美也古商会(左京区)からは今春KYOBIを卒業したばかりの田口瑶子さん(工芸デザイン)が参加し、後輩たちの質問に丁寧に答えていました。
ほとんどの学生にとって企業と直接触れ合うはじめての体験とあって、当初はとまどいも見られましたが、時間の経過とともに話がはずみ、あちこちで笑いが起こるなど和やかな雰囲気の中で進行。一部の学生は終了後も企業担当者を囲んで質問を続け、熱心に話を聞いていました。
参加した学生からは「ぜひもっと詳しくお話を伺いたい」(漆芸女子)、「自分の就活がもうそこまで来ていることを実感した」(建築デザイン女子)、「今まで目を向けていなかった分野にも興味がわいた」(建築デザイン女子)、「企業選びの参考になった」(建築デザイン男子)、「企業の考え方を聞くことができ、充実した時間だった」(建築デザイン男子)、「実際に働いている方のお話を聞いて、働くというイメージがわいてきた」(工芸デザイン女子)などのコメントが寄せられました。
当日の様子は、京都市わかもの就職支援センターのウェブサイトに詳しく紹介されています。
https://www5.city.kyoto.jp/kigyo/kg_111.cgi?CT=20&AID=76
※この催しは企業関係者との交流を通じ、業界研究、職業研究を行うことを目的とするものです
KYOBI卒業生の田口瑶子さん=奥中央
KASD卒業生の齋藤珠菜さん=右中央