美術工芸学科工芸コース(漆芸)・遠藤公誉講師の2作品が「第58回日本クラフト展」「平成30年度全国伝統的工芸品公募展」にそれぞれ入選しました。
第58回日本クラフト展-クラフトNEXT-
会期:2019年1月6日(日)~14日(月・祝)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5F)
入選作品名「くろす×おーばる」
張抜一閑(和紙乾漆技法・摺上げ一閑と白檀塗り:金箔と透け漆)による皿5枚組
平成30年度全国伝統的工芸品公募展
会期:2018年12月21日(金)~2019年1月9日(水)
会場:伝統工芸青山スクエア(東京都港区赤坂8丁目1-22)
入選作品名「張抜一閑鷹之羽皿 五客」
張抜一閑(和紙乾漆技法・摺上げ一閑と白檀塗り:金箔と透け漆)による皿5枚組
【遠藤講師からの作品解説】
茶道具制作に用いられる京漆器の技法の一つであり和紙の風合いを特徴とした「一閑塗」。和紙と漆の質感を現代の生活の中に生かすことを考え貼り抜きの皿を制作しました。皿の胎は和紙を漆で貼り重ねる「貼り抜き」の技法で制作。色漆と透漆を摺り込んで色を付け、模様部分は金箔を押した上から透漆を塗る「白檀塗」により仕上げました。