学芸員養成課程『博物館教育論』ではオムニバス形式で講師をお迎えして講義を行っております。
今週から3回にわたって担当していただくのは杉本家保存会の杉本歌子学芸部長。重要文化財『杉本家住宅』についての講義を行っていただきます。第一回目は特別に杉本家住宅で講義を行っていただきました。
講義では、杉本学芸部長から杉本家の歴史、家の特徴、日本の文化・美意識と大店の暮らし等について、丁寧に講義していただきました。
<杉本家住宅>
元治の大火により焼失した後、1870年に再建上棟され、江戸時代の商家の暮らしを現在まで維持されており、市内最大規模の表屋造りによる町家構成、江戸以来の大店の建築遺構としてきわめて高い価値を誇る。2010年6月には重要文化財に指定されました。