京都女子高等学校の生徒さん約60名が来学され、本学で用意した工芸研修プログラムを受けていただきました。
講義では伝統工芸産業についての概要を説明し、京薩摩(陶芸)の絵付師を目指して株式会社空女(京都市)で修業中の卒業生、吉岡遥さん(工芸学部3期生)を迎え、大学で学んだこと、チャレンジしたこと、京薩摩や絵付けの工程、今の仕事などを紹介していただきました。質疑応答では、「どのような気持ちで絵付けの仕事をしているのか」「京薩摩を選んだ理由は」「一般的な職業と迷わなかったのか」「跡継ぎが少ない問題について」など、生徒さんからのたくさんの質問にひとつひとつ丁寧に答えていました。
最近任された仕事を紹介。
細かく鮮やかな彩色を施しています。
講義のあとは学内の見学。授業の様子も見学していただき、大学でどのようなことを学ぶのかを知っていただきました。