フランスの建築・デザインの学校「エコール・カモンド」から短期交換留学生を迎え、5日間のプログラムに参加していただきました。
プログラムの中心は清水寺の三重塔の共同制作。その前に、「伝統建築図」では伝統建築で用いられる「木鼻」を描いたり、「伝統芸術入門」では書道を体験するなど、演習系の授業を受けてもらうことで、日本の伝統文化を体験。
清水寺の三重塔を制作するにあたり、実際に清水寺を見学してから制作に取り掛かりました。
図面を見ながら部材を準備し、仮止めで組んでみた後、部材の着色。エコール・カモンドの色「カモンド・ブルー」で着色し、相輪(塔の先端部分)はノートルダム大聖堂をモチーフにした形の相輪にアレンジ。鮮やかな部材が揃ったところで完成に向けてラストスパートです。留学生5名の感性がミックスされたカラフルな三重塔が完成しました。
本学でのプログラムの全てを終えた後、カフェテリアでささやかなフェアウェル・パーティを開催。
次年度も有意義な交換留学が実施できることを楽しみにしています。