この一年間、八幡神社（京都府福知山市夜久野町）の樹齢１００年の銀杏の伐採木を再生させる「夜久野御神木銀杏の木再生プロジェクト」の制作に美術工芸学科の学生１０名が取り組んできました。地域や氏子さんからのリクエストに応え、伐採後の木を地域の信仰対象である山の神をモチーフにした女神像に再生しました。

女神像

高さ：６１ｃｍ　幅： ３２ｃｍ　奥行：３２ｃｍ

受け渡し式では、学生がモチーフとなる「山の神」についての調査結果を発表し、像に込められた思いなどを夜久野町自治会の方々に説明しました。自治会の方たちは完成した像を見て「今後は祭事の時に披露するなど、大事に受け継いでいきたい」と嬉しそうに語っていました。

また、このプロジェクトが京都府福知山市で日刊紙を発行する両丹日日新聞（２０２１年４月８日１面）に掲載され、４月１０日には両丹日日新聞ウェブサイトでも公開されました。

両丹日日新聞社ウェブサイト記事「神社で伐採した樹齢１００年のイチョウで「山の女神像」 集落のために京美大生」→ https://www.ryoutan.co.jp/articles/2021/04/91442/

後日、夜久野みらいまちづくり協議会が発行しているMMCやくの通信１９号（令和３年６月）にも掲載されました。