今回は、美術工芸学科デザイン領域「専門実習Ⅱ」の課題のひとつ「山本太郎×清水寺プロジェクト」を紹介します。
本プロジェクトは、ニッポン画家・山本太郎氏とKYOBI学生たちが共に作品を作り上げ、9月に清水寺で展示を行うというものです。
制作に先立って快晴の6月2日(木)、清水寺の視察に行きました。
まずは展示場所となる経堂の外観や内観、周辺の様子を観察。
経堂の歴史やその雰囲気を間近で感じ取ることによって、学生たちはそれぞれにアイデアが膨らんだようです。
続いて、展示で使用する予定の布を現場で試してみました。
布を垂らす際に使う重石の止め方をどうするかなど、今後の制作に向けて具体的な課題が見つかりました。
さらに、視察の後には清水寺さんのご厚意で本堂の拝観もさせて頂きました。
半日かけて清水寺を周り、歴史寺院と観光地の両側面も垣間見ることができ、充実した一日となりました。
(作品制作の様子はまた後日、随時紹介していきます)