教員紹介

Professor Introduction

  • 教授

森重 幸子Sachiko Morishige

京都大学工学部建築学科卒業、同大学院工学研究科修了。
㈱設計組織アモルフ、設計事務所主宰、京都大学研究員、武庫川女子大学建築学科講師、京都美術工芸大学准教授を経て現職。
京都市美観風致審議会委員、近江八幡市建築審査会委員等。
個人住宅、教会堂、集合住宅「平成の京町家東山八坂通（都市住宅学会業績賞他）」「五条坂なかにわ路地（改修）」などの設計に携わるとともに、町家と路地に関する研究に取り組む。

  • 学歴

    2000年3月
    京都大学工学部建築学科　卒業
    2002年3月
    京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程　修了
    2017年3月
    京都大学大学院工学研究科建築学専攻　論文提出による学位取得

  • 学位

    博士（工学），京都大学

  • 職歴・教育実績

    2002年4月 - 2007年3月
    株式会社設計組織アモルフ
    2007年4月 - 2015年8月
    HA+Gデザインオフィス一級建築士事務所
    2007年5月 - 2015年8月
    京都大学大学院工学研究科　非常勤研究員
    2015年9月 - 2019年3月
    武庫川女子大学生活環境学部建築学科　講師
    2019年4月 - 2022年3月
    京都美術工芸大学工芸学部建築学科　准教授
    2022年4月 -
    京都美術工芸大学建築学部建築学科　教授

  • 研究分野・キーワード

    研究分野
    建築計画，建築設計，住宅計画，地域計画，建築社会システム
    研究内容キーワード
    居住空間，町家，細街路，歴史的市街地，子育て住環境，建築関連法制度

  • researchmap

    https://researchmap.jp/morishiges

  • 著書

    • 都心周縁コミュニティの再生術ー既成市街地への臨床学的アプローチ
      ：「所有者に寄り添う地域主導の空き家活用ー京都市粟田学区」 pp.42 – 50
      編集：日本建築学会，学芸出版社，2021.12
    • 京都から考える 都市文化政策とまちづくりー伝統と革新の共存
      ：「コラム５路地のまちづくり」p.135
      編者：山田浩之;  赤崎守久，ミネルヴァ書房，2019.11
    • 木の住まい
      ：「第Ⅲ部木の住まいのつくり手の今と今後「工務店をとりまく背景」」pp.166 – 177
      髙田光雄;  鉾井修一;  林康裕;  檜谷美恵子;  矢ヶ崎善太郎;  木村忠紀;  比地黒義男;  野間光輪子;  森重幸子，日本ぐらし館，2014.8
    • RURAL AND URBAN SUSTAINABILITY GOVERNANCE
      ：「Part3 Case Studies-Urban Sustainability Chapter13 ‘Environmental governance of dwellings of a small-scale community along a historical alley in Kyoto City’」 pp.216 – 224
      Kota Asano;  Mitsuo Takada;  Sachiko Morishige 他，United Nations University Press，2014.4

  • 論文

    • 京都市都心部の袋路状細街路の土地所有権の分割状況
      森重幸子
      京都美術工芸大学研究紀要 第4号，pp.97 – 105，2024.3
    • 袋路の取り扱いと袋路再生手法に関する一考察　―近年の制度の動向と再生事例の検討を通して
      森重幸子
      京都美術工芸大学研究紀要 第2号，pp.166 – 175，2022.3
    • 「歴史細街路」沿いのまちなみの維持・継承における課題―京都市都心部の細街路沿いのまちづくり活動を通して―
      森重幸子;  高田光雄
      日本建築学会計画系論文集 第82巻 第734号，pp.941 – 951，2017.4
    • 京都市都心部における細街路の分布と町家の分布の関係性の分析ー元学区単位の分析と仁和学区・有隣学区におけるケーススタディ
      森重幸子;  高田光雄
      日本建築学会計画系論文集 第81巻 第728号，pp.2095 – 2103，2016.10
    • 京都市都心部の幹線道路沿いの細街路と高層建築物の関係
      森重幸子;  髙田光雄;  前田昌弘;  大森聡子
      日本建築学会計画系論文集 第80巻第713号，pp.1605 – 1613，2015.7

  • 作品

    • 「五条坂なかにわ路地」改修工事
      設計：森重幸子;  大庭徹;  髙田光雄，京都府京都市，2020.10
    • 「Tキリスト教会」新築工事
      設計：森重幸子;  朽木順綱，大阪府高槻市，2016.1
    • 「平成の京町家　東山八坂通」新築工事
      基本設計：京都大学高田研究室;　HA+Gデザインオフィス一級建築士事務所（森重幸子;  朽木順綱），京都府京都市，2014.1
      ＜『日経アーキテクチュア』2014年7月25日号掲載＞
    • 「馬町の家」新築工事
      設計：森重幸子;  朽木順綱，京都府京都市，2008.10

  • 受賞歴

    2017年5月
    都市住宅学会　博士論文コンテスト　優秀賞
    2015年
    都市住宅学会業績賞　設計作品「平成の京町家東山八坂通」
    2014年
    日本不動産学会業績賞　設計作品「平成の京町家東山八坂通」

  • 「馬町の家」

    「平成の京町家・東山八坂通」

    「五条坂なかにわ路地」

  • 競争的資金等による研究

    科学研究費

    • 歴史的密集市街地における生活空間としての細街路再生手法の検討（課題番号：22K04481）
      基盤研究（C），研究代表者，2022.4 – 2025.3
    • 少子高齢化社会に対応した子育て支援住環境システムの構築と実装に関する研究（課題番号：17H01309）
      基盤研究（Ａ），研究分担者（研究代表者：髙田光雄），2017.4 – 2021.3
    • 歴史的細街路の保全・再生に向けた制度設計に関する研究
      奨励研究，研究代表者，2012

    研究助成金

    • 京町家の住み継ぎを支援する承継システムに関する研究―所有者の意思を尊重する承継支援型民事信託の試行的実施
      一般財団法人住総研研究助成，研究分担者（研究代表者：髙田光雄），2014.6 – 2016.3

  • 所属学会

    日本建築学会，日本都市計画学会，都市住宅学会，日本建築設計学会

  • 社会貢献・地域貢献等

    • 近江八幡市　建築審査会委員（2020.5 –  ）
    • 京都市　美観風致審議会　委員（2019.9 –  ）
    • 京都市　建築紛争調停委員会　委員（2019.4 –  ）
    • 京都市　歴史まちづくり推進会議　委員（2017.1 –  ）
    • 日本建築学会　コミュニティ居住小委員会　委員（2014.4 –  ）

  • 資格

    • 一級建築士

  • 担当科目

    • 学部科目
      建築設計基礎演習Ⅱ，デザイン作図演習，建築デザイン演習Ⅱ，建築デザイン演習Ⅲ，京町家再生論，建築計画Ⅲ，卒業研究
    • 大学院科目
      伝統建築特論Ⅱ，建築学特別研究Ⅰ，建築学特別研究Ⅱ
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