教員紹介

Professor Introduction

  • 准教授

根來 宏典Hironori Negoro

博士(工学)・一級建築士。
日本大学大学院生産工学研究科博士後期課程修了。
㈱古市徹雄都市建築研究所を経て、設計事務所主宰。
福島県建築文化賞、茨城建築文化賞、家づくり学校にて日本建築学会教育賞などを受賞。
著書に「ディテールから考える最高に美しい住宅デザインの方法」等がある。

ヒトとヒト、モノ、場所、記憶、そして未來。住宅の設計を通じて様々な事象を紡ぐ建築のあり方に関する研究を行う。

  • 学歴

    1995年
    日本大学生産工学部建築工学科 卒業
    2005年
    日本大学大学院生産工学研究科建築工学専攻博士後期課程 修了
  • 学位

    博士(工学),日本大学
  • 職歴・教育実績

    1995年4月 - 2004年3月
    ㈱古市徹雄都市建築研究所|2002年~2004年 同嘱託
    2004年4月 -
    根來宏典建築研究所 設立|2021年 -築紡に改組
    2021年4月 -
    京都美術工芸大学工芸学部建築学科 講師
    2024年4月 -
    京都美術工芸大学建築学部建築学科 准教授
  • 研究分野・キーワード

    研究分野
    住宅設計
    研究内容キーワード
    居住空間デザイン,職人文化と現代の暮らし,集落,認知領域,圏域的計画論
  • researchmap

  • 著書

    1. なるほど住宅デザイン(共著),エクスナレッジ,2023.8
    2. 木の家を楽しむ|居心地の良い時、暮らしを紡ぐ(共著),ユウブックス,2021.1
    3. ディテールから考える最高に美しい住宅デザインの方法(共著),エクスナレッジ,2015.5
  • 学術論文

    1. フラクタル次元解析を用いた景観認知による可視化モデルの複雑性の定量化手法
      蝶名林秀明、根來宏典、大内宏友
      日本建築学会技術報告集,第22号,pp.549-553,2005.12
    2. Study of Environmental Recognition of Super High-rise Housing Residents
      Satoshi Yamada, Koji Misawa, Hironori Negoro, Hirotomo Ohuchi
      Journal of Asian Architecture and Building Engineering Architectural Institute of Japan,vol.4 no.2,pp.407-413,2005.11
    3. Complexity and Metamorphosis Patterns of Common Areas in Coastal Fishing Regions Based on Environmental Recognition
      Hironori Negoro and Hirotomo Ohuchi
      Journal of Asian Architecture and Building Engineering Architectural Institute of Japan vol.4 no.1,pp.121-128,2005.5
    4. The Structure of Villages with Similar Social and Cultural Backgrounds in the Northern Part of Zambia
      Satoru Ijiri, Paul Masaka, Hironori Negoro & Hirotomo Ohuchi
      Journal of Asian Architecture and Building Engineering Architectural Institute of Japan vol.4 no.1,pp.169-175,2005.5
    5. 地域住民の景観認知における可視領域とその構成について
      根來宏典、大内宏友
      日本建築学会総合論文誌,第3号「景観デザインのフロンティア」,pp.121 – 128,2005.2
    6. 沿岸漁村地域における複合圏域の変化の要因とその内部構造について―地域住民における環境認知にもとづく計画圏域の設定 その2-
      根來宏典、蝶名林秀明、大内宏友
      日本建築学会計画系論文集,第587号,pp.73 – 80,2005.1
    7. 3次元陰影画像を用いた景観認知による可視化モデルの構築
      根來宏典、柏原創、蝶名林秀明、山田悟史、大内宏友
      日本建築学会技術報告集,第20号,pp.359-362,2004.12
    8. 沿岸漁村地域における景観認知の共有性に関する研究-3次元陰影画像を用いた可視領域の構成について-
      根來宏典、大内宏友
      環境情報科学論文集18,pp.125-130,2004.11
    9. スケッチマップによる空間認知に関する研究-幕張における環境変化と空間認知との相関-
      藤岡瞳、田上千晶、根來宏典、大内宏友
      環境情報科学論文集18,pp.7-12,2004.11
    10. 環境認知による沿岸漁村地域における複合圏域の形成プロセス―地域住民における環境認知にもとづく計画圏域の設定 その1-
      根來宏典、大内宏友
      日本建築学会計画系論文集,第573号,pp.63 – 70,2003.11
    11. 地域住民における環境認知にもとづく複合圏域の形成-広域にわたる沿岸漁村地域における生活領域のまとまり-
      根來宏典、大内宏友
      環境情報科学論文集17,pp.141-146,2003.11
    12. 地域住民の環境認知にもとづく沿岸漁村地域の複合化の領域形成
      根來宏典、大内宏友
      日本沿岸域学会論文集15,pp.37-46,2003.3
    13. 地域住民の環境認知にもとづく沿岸漁村地域の景観圏域-広域にわたる複数の集落における認知領域の形成-
      根來宏典、大内宏友
      環境情報科学論文集16,pp.341-346,2002.11
  • MISC

    会議論文

    1. 祐天寺の家,日本建築学会大会(関東)デザイン発表会,2024.8
    2. 紡|紀州のセミコートハウス,日本建築学会大会(近畿)デザイン発表会,2023.9
    3. 木骨の白い家-多世帯近居を考える―,日本建築学会大会(北海道)デザイン発表会,2022.9

    記事

    1. 特集:小さく感じない小さな家「都市の隠れ家」,風土者,チルチンびと別冊68,pp.46 – 53,2024.8
    2. 特集:オーダーメイドキッチン「都市の隠れ家」,風土社,チルチンびと111号,pp.46 – 53,2022.3
    3. 連載:超実践!家づくり学校|住宅設計者の強みは“総合力”にある,エクスナレッジ,建築知識2020年1月号,pp.118 – 121,2020.1
  • 作品

    設計監理

    1. 袋小路奥の家(東京都),2023
    2. 隙景の家(神奈川県),2022
    3. 囲い庭の家(東京都),2022
    4. 元総社の実験住宅(群馬県),2021
    5. 紡|紀州のセミコートハウス(和歌山県),2019
    6. つくばの曲り家(茨城県),2018
    7. 縁の繋がる家(埼玉県),2017
    8. 都市の隠れ家(東京都),2016
    9. 祐天寺の家(東京都),2015
    10. 土間の広がる家(神奈川県),2015
    11. A.GRANDE(大阪府),2015
    12. 芝公園マンション・リノベ(東京都),2014
    13. 昭和モダン・リノベ(栃木県),2014
    14. 旗竿地の白い家(東京都),2014
    15. 家づくりギャラリー(東京都),2014
    16. うなぎの寝床(東京都),2013
    17. 屋久島レストハウス(鹿児島県),2011
    18. カラクリ水車の小屋(静岡県),2011
    19. 片流れの黒い家(静岡県),2011
    20. 対岳荘(群馬県),2011
    21. 鉄HOUSE(神奈川県),2011
    22. 狭小の家 with ピアノ教室(東京都),2010
    23. 角の浮いた白い家(秋田県),2010
    24. 中国黄土の家(神奈川県),2009
    25. 集いの家(栃木県),2009
    26. 変形六角の家(神奈川県),2008
    27. トウモロコシ畑の家(栃木県),2008
    28. 空庭の家(福島県),2008
    29. 切妻の黒い家(栃木県),2008
    30. 水庭の家(栃木県),2008
    31. よつばcafé(福島県), 2007
    32. 木骨の白い家(茨城県),2007
    33. Morocco-style(東京都),2005
    34. 姶良町総合運動公園体育館(鹿児島県),2005 古市徹雄都市建築研究所における業務
    35. 六花亭真駒内ホール(北海道),2003 古市徹雄都市建築研究所における業務
    36. 福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター(福島県),2001 古市徹雄都市建築研究所における業務
    37. 四枚の壁-F邸(福島県),2000 古市徹雄都市建築研究所における業務
    38. 北会津村役場庁舎(福島県),1998 古市徹雄都市建築研究所における業務
    39. 花巻総合体育館(岩手県),1997 古市徹雄都市建築研究所における業務
  • 紡|紀州のセミコートハウス

    対岳荘

    屋久島レストハウス

  • 受賞歴

    2014年
    日本建築学会教育賞(教育貢献)「家づくり学校」における社会にコミットする設計者教育のためのプログラム、その実践と継続的取り組み
    2009年
    福島県建築文化賞 優秀賞「よつばcafe」
    2009年
    茨城建築文化賞 住宅部門優秀賞「木骨の白い家」
  • 競争的資金等による研究

    科研費

    1. 基盤研究(C)(研究分担者)
      三次元地理情報による景観認知の可視化モデルを用いた地域計画手法に関する研究(課題番号:17560561),2005 – 2006
  • 学内資金による研究

    1. 暮らしの動線から考える住宅設計―”ウォーク・スルー”で暮らしを楽しく―(単著),京都美術工芸大学研究紀要第4号pp.155 – 158,2024.3
    2. 職人技術や伝統を引き継ぐ住宅設計(単著),京都美術工芸大学研究紀要第3号pp.215 – 256,2023.3
    3. アフターコロナにおける暮らしの間取りについて(単著),京都美術工芸大学研究紀要第2号pp.253 – 256,2022.3
  • 所属学会

    日本建築学会,京都府建築士会

  • 社会活動・社会貢献

    • 日本建築学会関東支部農村建築専門委員会(2003年 – 委員,2005年幹事,2006年主査)
    • 日本建築学会住宅系研究論文報告会 幹事(2006年4月 – 2008年3月)
    • NPO法人家づくりの会(2008年 – 会員,2012年 – 2018年代表理事)
  • 資格

    • 一級建築士
  • 担当科目

    建築設計導入実習,建築設計基礎演習Ⅱ,建築デザイン演習ⅡB,建築デザイン演習Ⅲ,デザイン作図演習,京都学演習Ⅰ,建築材料,卒業制作

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